投資家に必ず必要なものー投資哲学3
市場の動向が自分の投資哲学と全く反対の風向きになったとしても、自分の哲学を守る。
活動を控え、現金化してひっそりと待ちます。自分の哲学が報われる相場が来ることを。
相場にはサイクルがありますからいつかは必ず、その日が来ます。
その日まで、活動を控え耐える。それが、長期スパンでコツコツと資産を増やす秘訣です。
個人投資家の場合も、同じです。
ただ漠然と行うのではなく、自分の哲学を作成し、それをしっかり認識し、自分は今そこからずれた行動を
していないかどうかを、毎日チェックします。
いくマネの講師陣は、先ほどのブラックスワン氏を除き、全員が経済的自立を手にしてから、サラリーマンから独立企業しています。
家族を養っている最中の人もいますから、堅実・確実・着実な方法をとったわけです。
そして、サラリーマンから始めた投資活動を独立企業してビジネスにし、いまも増やし続けています。
それを可能にしたのは、失敗した時に打ち立てた哲学とそれを元に設定したビジョンです。
今もその哲学はしっかり守っています。
投資哲学には、正しい、正しくない、はありません。それぞれ、独自のもので良いのです。
ただ、信念に基づき、自分はこれで行く!と決めます。
だから、経済的自立への道は、一本ではないのです。
複数の階段があります。どの階段を登っても良いのです。
横に飛び移ったりせず、その階段を地道に登っていれば、ゴールにたどり着きます。
皆さんも、ぜひ自分独自の投資哲学を考えてみてください。それは、きっと、人生哲学にも通じるものになると思います。
今後の人生の宝になると思いますよ。