収益不動産物件の選択基準4
不動産投資を実践していく上で鍵となるのは、このCFの目標を幾らに設定するかが非常に重要で、不動産投資の規模や方法を決定付けます。
一般的に、専業大家の条件、つまりサラリーマンリタイア条件としては、CFとして最低1000万円/年は必要でしょう。
税金を考慮すると、できれば1500万円は欲しいですね。
以上が、収益不動産物件の選択基準の内容です。
如何だったでしょうか?不動産投資の初心者には、かなり難しい内容であるかも知れませんが、本日述べたことは基本中の基本ですので、しっかりと身につけて欲しいですね。
しかしながら私が実践してきた中古のRC物件をフルローン(物件価格を全額銀行からの融資で賄う)で複数棟購入していく戦略ですが、2014年以降ではこのCFだけの利益(インカムゲイン)では、利回りの低い物件を購入する判断が出来なくなってきました。
そこで、“不動産投資の実践”として身につけるべき重要手法として、収益物件の長期評価シミュレーションツールによる「インカムとキャピタルの両取り」という手法を推奨しています。
2015年の現在では、このキャピタルゲインもインカムゲインに加えて評価していくことが、物件評価の鍵と考えています。
このインカムゲインとキャピタルゲインの両取りについては、また別の機会に譲ることにします。