【法則3】自己投資を惜しんではいけない理由

おはようございます。
資産運用学教授の長岐(ながき)です。
私は、銀行員だった経験に基づき、お金に関する基本的なことを分かりやすく、お伝えしていきます。

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「ノウハウ」への投資を惜しんではいけない

ノウハウへの投資とは、具体的にはセミナーや書籍、教材にお金を使うことです。

不動産投資については多くの書籍やセミナーがあり、体系的に学びやすい投資だと言えるでしょう。

 

最近では数え切れないほどの書籍が発売され、セミナーにしても無料セミナーから何万円もする高額セミナーまでたくさんの種類・段階があります。

 

ただし、無料のセミナーは主催会社が不動産会社の場合が多く、その会社の販売している不動産投資物件を買わせるためのものであることがほとんどなので注意が必要です。

 

それに比べて有料のセミナーの場合は、すでに不動産投資をしている不動産投資家の経験談などを聞けることが多いので事例としておおいに参考にできるでしょう。

うまくいけば、メンターとしてのお付き合いに発展することもあります。

 

いずれにしても書籍やセミナーを選ぶ際には、著者や講師の属性や投資手法などが自分でも「真似」できるものかどうかを考えることが重要です。

不動産投資を始めるに当たっての年収や経歴などが明らかに違っていて同じようにできそうにないようであれば、再現性が低いためあまり参考にならないからです。

 

投資手法については、さまざまな種類について勉強する必要があります。

自分自身はどの手法を選ぶのがベストなのか、それを判断するためにもそれぞれの投資手法を知らなければなりません。

 

また、投資用不動産のどれが「買い」で、どれが「買ってはいけない」のかを見分けるためには物件の選び方とその判断方法も知らなくてはいけません。

ノウハウをしっかり身につけるためには一定量の勉強は欠かせないものです。

 

およそ100時間程度を目安にしておきましょう。

短期間で集中して数十回のセミナーに参加するという手もありますし、数年間かけて何百冊もの書籍を読破したという人もいます。

 

このノウハウの勉強の際に気をつけたいのは「インプットするだけで満足しない」ということです。

本を読むだけで満足してしまって行動に移せない人やリスクを怖がるばかりにひたすら知識ばかりを追い求めてしまうひとが私の周りにもたくさん見受けられます。

 

知識だけを身につけてノウハウコレクターになっても、行動に移せなければいつまでたっても前へ進むことはできません。

不動産投資では行動に移すことが非常に大切なのです。自ら動かなければ、どんなに勉強してもまったく意味がありません。

 

行動をするためのコツは「できない」と思いこまないことです。

何のために勉強しているのか、を常に意識するようにしましょう。

「時間」への投資も惜しんではいけない

時間の投資というのは、毎日の時間の中に不動産投資のための時間をつくりだすということです。

関連本の読書をしたりセミナーに参加する時間を増やす、物件を探したり見に行ったりする時間をつくるなど、会社での仕事に費やす時間と自分に投資する時間を明確に区別する必要があります。

 

サラリーマンの多くは一日の大半を会社に拘束されます。

不動産投資を始めるに当たって、勉強するためにも情報を収集するためにも、また投資仲間とコミュニケーションをとるためにも時間の確保が必要です。

 

「忙しい」を言い訳にしていてはダメです。

忙しくても「時間を捻出する」という強い気持ちが重要なのです。

 

通勤の時間を読書に使う、会社の飲み会を控え、その時間とお金を不動産投資のために使うなど、成功している人はみんな何らかの工夫をしています。

できれば毎日の生活の中でルーチンワーク化できればしめたものです。

貯金は不動産投資の練習にもなる

目的のある貯金も自己投資の一つです。

なぜなら、不動産投資をするためにはある程度の自己資金があったほうがいいからです。

 

不動産投資というのは不動産を使って「お金と時間をコントロールする」ということですから、ある程度のお金を貯めることのできない人は、そもそも不動産投資に向いてないということになります。

 

もともとは浪費癖のあった人でも、不動産をどうしても買いたいという強い情熱で貯金ゼロから1年間で100万円の貯金に成功したという例もあります。

 

また、不動産投資のためのお金をつくるためにわざわざ安い家賃のアパートに引っ越して、洗濯機さえない生活をして1年間で250万円を貯めることに成功した人も知っています。

 

一般的に、物件価格の1割から3割程度が自己資金として必要だと言われています。

今まではお金を貯めることのできなかった人でも、強い動機や目標を持てば貯めることができるはずです。

 

 

*この記事以外にもコラムをアップしています。その他コラムはインベスターズギルドのコラムサイトでご覧くださいhttp://investorsguild.jp/column/self-investment/

 

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