やっぱり分散投資2

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株式投資は儲かるー、と聞けば、ドーッと流れ入り、

危ない〜、となれば、ドーッと撤退します。

そこに、哲学はありません。

なので、中国市場は、一度下落が始まれば、他の市場より動きが大きくなる傾向があるのです。さらに、今回の株高局面では、学生も多く参入していたようです。

1929年の米国株式の大暴落の前には、靴磨きの少年まで株の話をしていたそうなので、当時と同じような状況だったのですね。

元々、新興国市場の株式は、先進国株式より動きが激しい傾向がありますが、上に挙げた理由から、今の中国は、まさに一度下落が始まったら加速度的に下がっていくことは、目に見えていました。

もう一つバブルだと言えた理由は、GDP成長率との兼ね合いです。

中国経済は現在減速基調にあります。GDPの成長率は、これまでの7%台後半から、2015年は7.0%近辺にまで減速すると見られており、本来なら、株式市場もそれを織り込んで然るべきでした。

それを無視して上がり続けていたのですから、ファンダメンタルズを織り込んで下がるのは時間の問題でした。

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