他人の相場予測にどう向き合うべきか2
1、相手のポジションを考える
まずはこれですね。
投資をする上で基本です。
会話している相手の立場を知るということです。
例えば相手が証券会社の営業であれば・・・
買おうかと悩んでいる商品のことでマイナスな面を多くいうことはないでしょう。
どちらかと言えばポジティブな面を多くいうはずです。
銀行や証券会社のセミナーで聞く話であれば、その主催者が不利益を被る話は出てこないはず。
友人同士で話をしているのであれば、その友人が、例えばポンドを買っているから、絶対上がる!!
と思い込んでいる(自分に言い聞かせたがっている)のかもしれません。
だって、自分は買っているのに、他人には下がると思う!
なんて、なかなか言えないですからね。
このような話を、ポジショントークって言います。
その人がどのような立場なのか。
その立場、ポジションに合わせて発言する内容が変わってくるってことですね。
我々はついつい相手の権威にやられてしまいます。
例えば相手がベテランのアナリストだったら・・・・
自分より相場を1日8時間も多く見ている人だったら・・・
月に1,000万円稼いでいるトレーダーだったら・・・
自分とは違う見方をしていたらビビっちゃうし、自分と同じ考え方だったら、ついつい自信満々になってしまいます。
それは仕方ないことです。
でもまぁ、相手にもポジションがあって発言していることは、忘れないでください。