収益不動産物件の選択基準2
2006年頃からサラリーマンが収益不動産投資で潤沢なキャッシュ・フローを得て、専業大家になる例が散見されましたが、この手法も2014年になると、不動産投資の再ブームが到来し、物件の利回りが低下してきました。
レバレッジ投資に代表される中古RC1棟物においては、法定耐用年数から築年数を引いた融資期間で、極力低金利でフルローンの融資を引くことが原則論になりますが、この前提は表面利回りで10%以上(できれば12%以上)の物件が市場で取得できることです。
私が推奨する中古RC1棟物件の基準はつぎのようなものです。
・物件:中古RC造またはSRC造の1棟収益住居物件
・地域:地方の政令都市またはその近郊地域
・築年数:15年~25年
・表面利回り:10%以上(12%以上が好ましい)
・満室経営が可能な物件(シングルでは駅近、ファミリーでは駐車場あり)
・固定資産税評価額が売買価格の60%以上
このような物件をフルローン、もしくは頭金5~10%にて法人(個人でも可)で購入すると、資産性もあることから次の2棟目の物件取得も視野に入ってきます。