太陽光発電について4

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◆収益性

野立て分譲は、一見するとその収益性は良くなく、主として節税対策であると割りきって考えている方々が多いように感じます。メーカーの試算数字で収益性を検討すると、投資すべきでないという結果も多く出てきますし、野立て太陽光発電には投資すべきでないと表明している方もいます。レバレッジを大きく効かせた収益不動産投資と比較すると、キャッシュ・フローの値自体はそれほど大きくありません。

一括償却すれば、法人の決算書が赤字になってしまうため、不動産投資で成長を目指している投資家にとっては、世間で騒がれている程は実践に踏み切れない方が多かったかも知れません。

しかし、ある留意点に着目すれば、メーカー試算よりも確実に収益が向上するという経験則があります。太陽光発電を投資として捉えた場合、分譲タイプの野立て太陽光発電の導入は、節税が主目的ではなく純粋な不動産関連投資とみなすことができるのです。私は、一言で言えば「太陽光発電では初期投資した額の3倍から4倍のリターンが20年間で得られる」と考えています(詳細はクローズの場で紹介しています)。

最後になりますが、国の施策とはいえ2015年度で実質的に太陽光発電の市場が収束していく事は非常に残念です。

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