投資におけるリスクって? Vol.2 – 投資はコツコツするものです。3
もう一つの例です。
全財産が100万円の人が100円を落としても、まー仕方ないな、とすぐに諦めがつくと思います。
ですが、全財産が500円の人が100円を落としたら、どうでしょうか。一日中悔やんでいるのではないでしょうか。
動揺したり、悔やんだりするのは平常心を失っている証拠です。
人は、全財産の10%までなら、失ってもやり過ごせる、つまり平常心を保てると言われています。
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投資額を、全金融財産の10%までに抑えましょう。
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そうすれば、短期の値動きに心が乱されることは少なくなり
長期投資が可能になります。
心が乱されて、本業がおろそかになるということもありません。
もし、個別銘柄を自分で選択するのではなく、ファンドを買えば、しかも相場全体をカバーするインデックス・ファンドを買えば(保有銘柄を絞るファンドもあります)、投資先の変動をもっと抑えることができます。
投資の王道は、変動の可能性を極力抑えて、リターンの確実性を極力高める、こと。
これは、長期投資に加えて、分散投資によっても、叶えることができます。
次回は、2)の分散投資について、お話したいと思います。
今日のまとめ:
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投資額を全金融財産の10%に抑え、最初はインデックス・ファンドを買う。そして、そのファンドを長期保有する。
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金融リテラシー、徐々に高めていきましょう!