投資におけるリスクって? Vol.3 – 投資はコツコツ分散するものです。2
では、投資は手を出さなければ良いものなのでしょうか。
そんなことは、ありません。
きちんと勉強して、ルールを決めて、秩序立った投資を規律正しく行えば、「お金があなたのために働いてくれる」経済状態を作ることができます。ある年齢までに、その状態を作れば、不労所得だけで今と同じ水準の生活を享受することも、不可能ではありません。
その為に行うべきことは、次の3つです。
1)投資をする前に貯蓄をし、一定の現金準備金を残した『上澄み』を投資に充てる。
当たり前ですが、投資をする前に貯蓄をします。
上述しましたが、貯蓄全部、ボーナス全部を投資してはいけません。
まず最初に貯蓄をします。
貯蓄額が自分の月収3ヶ月分から1年分、
或いは一月分の生活費の3ヶ月分から1年分になるまで、貯蓄を続けます。
その水準になるまで、投資を行ってはいけません。
3ヶ月から1年の間のどこを取るかは、何か災害等に合った時、とりあえずこれだけ現金があれば、不安に駆り立てられることなく過ごせる、
とご自分が思う月数を決めてください。
仮に、月収が50万円で6ヶ月分あったらいいなと思ったら、毎月一定額を貯蓄し、コツコツと、300万貯めましょう。
そして、これを超えたら初めて、超えた額だけを投資に充てます。