足元の金融市場のリスクとは?6
リスクの定義を覚えていますか?
下がることだけでなく、上がることも含め、期待値からどれだけ変動するか、がリスクの大きさでした。
不確定要素があるということは、「期待値」が特定できないということです。
平たく言うと、「読めない」ということです。
常に何が起こるかは読めないのはその通りなのですが、
今は、特に、「(利上げが)いつか起こるとわかっているけど、いつなのかがわからない」という不確定要素を抱えています。
利上げがいつになるのか。
利上げが実施されると、各資産クラスはどのような値動きをするのか。
そういった観点から、ニュースや識者の意見を聞くと、色々と繋がってきて、各資産クラスの今後の動きの方向性がわかってきます。
ですが、それを予測しましょうと言っているのではありません。
それは、やはり、難しいのです。
どの資産が上がるかを予測してそれに資金を振り向けるために金融ニュースの理解度を高めるのではなく、
個人投資家の私たちは、どの資産クラスがどの局面でどういった動きをするのかを捉え、反対に動く資産に分散投資をより賢明に行うことが目的です。
そこを、間違わないようにしてくださいね。
それでは、連休明けの今日、明日、あまり飛ばさずに(笑)、
徐々にリズムを取り戻していってください。