高所得でも貯蓄なし 老後貧乏招く超メタボ家計??2
しかもその額も、このAさんの例のように、2万、3万と、大きな額が削減可能で、この2大項目だけで、5万程度削減できる家計は、非常に多いです。
特に、生命保険。
積立型保険に月に4万、5万と払っているのであれば、
「保険会社を経由して資産を築く」という考えを、今すぐ捨てましょう。
保険会社の運用益は、当然のことですが、一部しか契約者に還元しません。
それも、運用が多少上手くいかなかった時でも契約者への支払いが滞ることのないように、
つまり、会社の経営が傾かないように、
アクチュアリーという数理計算専門の人が値決めをしています。
運用が上手くいったとしても、決めた額以上が契約者に還元されるわけではありません。
保険は掛け捨てにして、入院等高額出費があった際に
払ってもらう権利だけ買って、余ったお金は、自分で貯蓄→投資のルートに乗せましょう。
投資は自分でして、運用益は丸々自分で享受しましょう。
通信費も、格安SIMに変えることで、毎月の支払いの桁が一つ減らせます。
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投資の手始めは、なんといっても、種銭を早く確保すること。
そのための第一歩は、毎月手元に残す現金をできるだけ多く確保することです。